2012年12月号 <センター探訪>

センター探訪

木目と白色を基調としたスタイリッシュな外観

センター探訪

セキュリティ設備も万全

センター探訪

ゆとりをもたせた座席配置でストレスレスな環境づくりを徹底

センター探訪

開放的な吹き抜けの休憩室

コンタクトセンター/センター探訪

イーディーピーアシスタント

千葉県八千代市

外観から休憩室まで行き届いた気配り
環境が育んだ「働きたいセンター」

船山 純センター長

環境整備への意気込みを語る船山 純センター長

 首都圏のベッドタウン、千葉県八千代市。閑静な住宅街の真ん中にひときわ目立つオフィスビルがそびえ立ちます。アウトソーシング事業を展開するイーディーピーアシスタントのコールセンターです。「企業のアシスト」をミッションに掲げる同社のセンターでは、大手化粧品メーカーの問い合わせ対応を受託。大手アウトソーサーに負けないコストパフォーマンスと品質が評価されているようですが、その秘訣のひとつが「働きやすい環境」をテーマに建築デザイナーが設計した“センターそのもの”といえます。

 木目と白色を基調としたスタイリッシュな外観。吹き抜け構造の休憩室には女性向けの雑誌やブランケットが用意されています。「開放的な空間でリラックスして休憩時間を過ごしてもらうことはモチベーションにも影響すると考えています」(船山 純センター長)。「地元の花火大会のときには屋上が開放されて、大パノラマで楽しんでいます。日頃対話する機会が少ない他チームのメンバーと交流する場にもなっています」(センター開設時から在籍するリーダーのAさん)と、コミュニケーションの円滑化にもつながっています。

 近隣の主婦をはじめとした地元の住民が就労メンバーとなりがちな郊外型のセンターは、強い仲間意識による連帯感の醸成が離職防止やモチベーション/品質向上の大きなポイントとなります。「人次第」といわれる受託ビジネスで、居心地のよい環境作りがセンターに好影響をもたらした事例といえます。