2012年7月号 <センター探訪>

 

コンタクトセンター/センター探訪

リクルート

CS推進室

「元気の出る朝会」で
一日のエネルギーをチャージ

 「あ~~~」――業務開始前、電話が鳴り始める前のコールセンターで、相談員(オペレーター)や管理者が一斉に声を出します。リクルートCS推進室“名物”ボイストレーニングの長音発声です。

 同センターの朝会は、曜日ごとに長音の発声競争、2分間スピーチ、ストレッチ、ビジネスマナー講座など多彩なコンテンツが特徴です。

 コンテンツを考案するのは、「ニコニコ☆プロジェクト」。メンバーは、媒体別の各チームから1~2名ずつ選出された計6名で、任期は1年。週に1度の定例会議で、翌週のコンテンツと流れの確認、新たな企画の打合せブレーンストーミングなどを行います。

 今年5月から同プロジェクトリーダーメンバーになった鈴木めぐみさんは「コンセプトは『元気の出る朝会』です。学びや気づきを得るとともに、皆さんに一日のモチベーションをチャージしてもらえればと考えています」と抱負を語りました。また、ボイストレーニングプロジェクト「ありがとう研究会」の若林久美子さんは、「飽きられないコンテンツ作りを目指しています」と話します。例えば、スピーチでは、「電話応対での感動体験」「接客での感動体験」「顧客応対で気をつけるポイント」「気になるワード」など、タイムリーに現場が「知りたいこと」「伝えたいこと」を反映したテーマを工夫しています。「現場による現場のモチベーション向上」の成功事例と言えるでしょう。