2014年7月号 <センター探訪>

センター探訪

タイムマネジメントを徹底する「クラブオフ」センター

センター探訪

成績優秀なオペレータにはバッジを授与

センター探訪

お土産や差し入れがあると仲良くシェア

センター探訪

セールス成果をチームで競争

センター探訪

ベテランが新人のために自作したオペレーション支援ツール

コンタクトセンター/センター探訪

リラックス・コミュニケーションズ

「クラブオフ」コールセンター

「残業ゼロ」「チームワーク」
長く働く“ワークライフ・バランス”を重視

曽我晃彦ユニットマネージャー(左)と黒主さやかグループマネージャー(右)

曽我晃彦ユニットマネージャー(左)と黒主さやかグループマネージャー(右)

 「残業ゼロ」──これが、リラックス・コミュニケーションズの「クラブオフ」コールセンターのポリシーです。

 同センターでは、クライアント企業が優良顧客向けに提供するレジャー施設や宿泊施設などの割引サービスに関するカスタマーサポートを運営しています。オペレータは、毎日18時には退社できるようタイムマネジメントを意識しながら業務を行っています。曽我晃彦ユニットマネージャーは、「長く働けるよう、管理者もオペレータもスタッフのワークライフバランスを保つことを心がけるようにしています」と強調します。

 ES面でもうひとつ注力しているのが、チームワークです。7名単位の「ファミリー」と呼ぶチームには、新人からベテランまでがバランスよく混在します。兄・姉が弟・妹の面倒をみるかのように、ベテランが新人を助けます。

 ファミリー対抗で競い合うのが、有料会員へのアップセルの成果です。具体的には、月額500円(税別)で提供するVIP会員向け有償サービスを提案しています。黒主さやかグループマネージャーは、「ベテランが増え応対品質が安定したことから、経営に貢献するようなオペレーションを実施できるようになりました」と話します。

 同センターでは、第二新卒者を積極採用しています。即戦力ではないかもしれませんが、最初に就職した会社で仕事が思うようにいかず同社に転職したというオペレータのなかには、ワークライフバランスを保てる就業環境と仲間同士で助け合う風土によって、仕事の楽しさを見出し急成長するケースも少なくないといいます。そうした人材を、「管理者候補としてさらに育て、ひいては他部署からも引き抜かれる存在にしたい」と曽我ユニットマネージャーは意気込んでいます。