火を噴く現場
──鎮火/防火の極意
Part.1 <現状と課題>
経営の失策→呼量爆発→現場の疲弊→顧客離反
最悪のシナリオ「延焼」を防ぐPDCA
コンタクトセンターが顧客の受け皿である以上、さまざまな不測の事態において最も「火を噴きやすい現場」であることに間違いはない。対策を一歩間違うと、オペレータの大量退職、さらなる接続品質の低下、顧客の離反という「延焼」の可能性も高まる。台風や地震などの自然災害、リコールや現場のセクハラまで、炎上の原因と対策を検証する。
炎上対策サービス(1):アウトソーシング
6時間で緊急窓口を開設
もしもしホットライン
炎上対策サービス(2):FAQ
威力を発揮する「更新しやすいFAQ」
オウケイウェイヴ
Part.2 <ケーススタディ>
コールフロー変更からWeb活用まで
34社が実践した事前準備と鎮火法
Part.2では、実際に“火を噴いた経験”を持つセンター管理者を対象にアンケートを実施。その結果をもとに原因と対応するための手段を検証する。アンケートには34社が回答。システム障害や大量離職などは、どのセンターにも起こり得ることが改めて認識できる。早く鎮火させるには、事前の備え、それも属人的ではない仕組みが重要だ。経験者から学ぶ有効な対応法と心構えについてまとめた。
CASE STUDY 1:京葉ガス
予測不可能な自然災害も
各種マニュアルを用意
CASE STUDY 2:リコージャパン
XP問題と消費増税のダブルパンチ!
呼量増を乗り切った「業務の集中化」施策