採用難時代到来!
「採る工夫、やめさせない工夫」
Part.1 <現状と課題>
終焉迎えた「大量採用」時代
いま問われる“人を大事にする”企業体質
経済環境の好転、少子高齢化による若年労働力の不足。1年前とは様相が激変した労働市場に、コンタクトセンターマネジメントの多くが翻弄されている。ポイントは、「人材確保の競争相手は他社のコンタクトセンターだけではない」「先行して取り組むのは“定着”」という認識を持つことだ。採用難時代の人材マネジメントを、他業種を含めて現状を踏まえながら検証する。
Part.2 <ケーススタディ>
採れないならば、定着させる!
離職低減に向けた4社の取り組み
表彰、イベント、インセンティブ。オペレータのモチベーション施策(離職対策)として多くのセンターが取り組んでいるが、いずれも永続的な効果は期待できない。大量採用が困難になりつつある今、離職を低減する施策がマネジメントの肝心カナメとなる。採用のミスマッチ防止、教育プログラムの見直しや保育園の設置まで、さまざまな取り組みを実践する4社の事例をまとめる。
CASE STUDY 1:大和証券
センター規模を2.5倍に拡張!
採用難を補う研修プログラムを策定
CASE STUDY 2:TMJ
目標は「3カ月の壁」のクリア
ポイントはアタマの良さより“協調性、共感性”
CASE STUDY 3:あいおいニッセイ同和損害保険
約30人を預かる保育所を設置
「優秀なママさん」をつなぎ止める
CASE STUDY 4:ビジョン
地方の特徴を活かした「ファミリー型センター」
“個のつながり”を重視して離職を防ぐ