日本流ホスピタリティの源泉
体得型「気遣い」学習のすすめ
大人の寺子屋
縁かいな主宰
上田 比呂志 氏
「おもてなしや気遣いの心を持って対応しましょう」と現場を鼓舞する一方で、マニュアルや挨拶の有無など“型”の評価に終始しているセンターは少なくない。老舗料亭を営む家で生まれ育ち、三越、ディズニーという日米を代表する“ホスピタリティ企業”に従事した上田氏は、「気遣いの根本は型ではなく“体験”」と強調する。
Profile
上田 比呂志 氏(Hiroshi Ueda)
大人の寺子屋 縁かいな主宰
大正時代創業の老舗料亭生まれ。1982年三越入社。同社の社内研修制度でディズニーユニバーシティでディズニーマネジメントを学んだのち、ディズニーワールド エプコットセンター・ジャパンパビリオン取締役に就任。現在は講演・企業研修などを行う。著書「ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣」ほか。