目的はCS&ロイヤルティ
プロが教える
「モニタリングの“新視点”」
Part.1 <現状と課題>
マナーではなく“寄り添う対応”重視も
「頻度」「聴き方」に課題あり!
モニタリングといえば「トーンやマナー、言葉使いのチェック」だった時代は終わった。今回、60社以上を対象にアンケートを実施したところ、最大のチェック項目として挙がったのが「顧客に寄り添う対応の有無」だ。CS志向の高まりを反映した結果だが、実現のための視点や具体的な手法(対象コールや頻度)には疑問が残った。調査結果から現状と課題を抽出する。
Part.2 <提言>
プロが教える!「設計&活用術」
ミッションに直結する“視点”を持つ!
「モニタリングは対応品質の向上のために行う」というセンターは多い。間違いではないが、“対応品質を向上する目的は何か”という視点が欠けているため、形式的な業務に終始し、センターのミッションにほとんど影響していないケースもある。「狙いに応じた項目や手法を正しく選ぶことで、CSやロイヤルティ、ESも変わる」と断言する5人の識者にモニタリングの視点を聞いた。
ViewPoint(1)
センターの成熟度に合わせた
“背伸びしすぎない”方法を選ぼう
市場通信 コールセンター・チーフコンサルタント 石橋 由佳 氏
ViewPoint(2)
センター長によるモニタリングには
「4つの目的」がある!
RICコールセンターキャンパス 専任講師 熊澤 伸宏 氏
ViewPoint(3)
点数評価と批評で人は育たない
理屈と行動例の提示で“指導”する
ONE'S VALUE 代表 石原 康子 氏
ViewPoint(4)
“顧客の声”が評価軸
ミッション達成率の測定に活用
情熱プロデュース 代表 藤木 健 氏
ViewPoint(5)
CES視点で“痛点”を把握
“妥協”より高い“真の満足”を目指せ
インサイト 代表 大西 美佳 氏