2015年7月号 <事例研究>

事例研究

事例研究

日本自動車連盟(JAF)

全国支部の受電を集約
「マルチスキル」徹底した総合窓口を構築

自動車ドライバーの心強い味方であるロードサービス。日本自動車連盟(JAF)は、2009年に総合案内サービスセンターを開設した。それまで全国53拠点で受けていたロードサービス救援コール以外の電話を集約し、応対品質の平準化を実現。現在はVOC活動にも注力し、交通環境に関する情報などを集約、道路改修など組織の枠を越えた施策にも活かしている。

USER KARTE

■本社所在地:東京都港区芝大門1-1-30 日本自動車会館
■創業:1963年4月
■代表者:小栗七生会長
■職員数:3502名(2014年3月末現在)
■事業内容:昭和38年2月に自動車ユーザー団体として発足。同年4月に事業開始、ロードサービスを始めとする安全・安心の支えとなるサービスを提供するとともに、交通安全活動・環境対策活動なども積極的に推進。会員数は約1800万人(2015年3月末現在)。
■センター概要:ロードサービス以外の問い合わせ窓口として、総合案内サービスセンターを埼玉県で運営。会員からの各種手続き関係のほか、多岐にわたる電話を受け付ける。陣容は管理者を含めて130人。年間呼量は約130万件に達する。