2012年10月号<事例研究>

事例研究

ソニー生命保険

マルチベンダー体制に“お任せ”はNG!
KPI管理とモニタリングを徹底強化

業務委託の場合、稼働が安定するにしたがって“お任せ運用”になりがちだが、受託企業に対して進むべき方向性や目標を明示するのは委託元の使命だ。ソニー生命保険では、KPIや品質管理体制を抜本的に見直し、統括チームを中心にテレマ3社の足並みを揃え、生産性・品質の向上を図った。共通の“旗”を掲げたことで現場は士気を上げ改善に向かっている。

USER KARTE

■本社所在地:東京都港区南青山1-1-1
■設立:
1979年8月
■資本金:
700億円
■代表者:
井原 勝美社長
■売上高:
6824億円(連結:2012年3月期)
■社員数:
6060名(2012年3月末)
■事業内容:
個人/団体向け年金保険/生命保険を販売する。「ライフプランナー」と呼ぶ保険外交員によるコンサルティング営業、及び募集代理店を主な販売チャネルとし、約576万件の保有契約件数を持つ。
■センター概要:
札幌、中野の2拠点で、新規見込顧客の紹介および既契約者に対する保全活動/サービスを実施。開設時間は、新規見込顧客9:00~21:00、既契約者9:00~17:30。224名が在籍し、インバウンド約100席。運用は、アウトソーサー3社に委託。年間呼量は約23万件。