“2018年問題”に備えよう!
派遣法改正の波紋
Part.1 <現状と課題>
改正はネガティブ要素ばかりではない
「優秀な労働力確保」の好機と捉える
「永久派遣社員が生まれる」「3年後に派遣切りが続発する」。コールセンターでは「専門26業務の撤廃で運用しにくくなった」など、マイナス要因ばかりがクローズアップされる改正派遣法。しかし、人事問題の専門家は「キャリア構築は明らかにやりやすくなる」とポジティブに捉える傾向が強い。運営企業も、「コスト高騰」ではなく、「優秀な人材を確保するチャンス」という発想の転換が必要だ。
Part.2 <座談会>
派遣元の無期雇用か、派遣先の直接雇用か
決断迫られる「3年後」の人材戦略
派遣法改正で最も大きな影響を受けるのは、「経験」が品質やロイヤルティに直結する専門性の高い顧客対応を派遣社員で実践してきたセンターだ。2018年に向けていかなる人材戦略で臨むのか。派遣社員を活用する大和証券、日本アムウェイの2社と、コールセンターに特化した人材派遣事業を展開するセントメディアに、それぞれの立場から派遣社員の活用について聞く。
<出席者>
山崎 伯生 氏
日本アムウェイ
カスタマーサービス部CSサポートグループ リーダー
岡口 雅信 氏
大和証券
東京コンタクトセンター部 部長
松山 健二 氏
セントメディア
コールセンター事業部 事業部長
(順不同)
<司会>
コンピューターテレフォニー編集部