エネルギア・コミュニケーションズ
業務委託でもできるモチベーション施策
3年間で解約阻止率を8倍に!
今月のHINTS!
インターネット回線やレンタルサーバーなど、他社との差別化の図りにくいサービスを提供している企業こそ、“個別”サポートなどによる差別化が不可欠だ。
広島県を中心に、BtoBおよびBtoCでFTTHなどのインターネット接続サービスを提供し、サポート面で高い評価を得ているエネルギア・コミュニケーションズ。同社は、解約阻止率向上への取り組みが重要と判断。解約阻止のための施策を打ち出し、2012年から2015年までの3年間で8倍に高めた。
その施策が以下3点。
(1)報奨金制度
オペレータが解約を阻止したコールに対して報奨金を出す仕組み
(2)VOC共有
競合他社の新たな営業施策などの情報をコールセンターで収集したVOCから把握してセンター内で共有
(3)オペレータの知見共有
「どのような引き留め方をしているのか」「具体的な誘導手順」などをベテランオペレータに聞き出すワークショップを設けて、ノウハウを横展開する“場”をつくった