2016年5月号 <センター探訪>

センター探訪

JR山手線を模したセンターの入り口

センター探訪

センター探訪

浅草テーマの食堂&アキバテーマの休憩室

コンタクトセンター/センター探訪

ブッキング・ドットコム

ワールドワイドなセンター

「オランダ人が見た“日本”」を体現
ダッチデザインを体験できる異色センター

 世界大手のオンライン宿泊予約サイト、ブッキング・ドットコム。日本国内のコールセンターを100名から大幅に拡大するため、2016年1月に大崎に移転した。オペレータは全員、英語対応スキルを持ち、日本語はもちろんのこと、タイ語や中国語、韓国語などに対応できるメンバーも在籍する。

 本社の所在地は、建築や家具など、“デザイン力の高いお国柄”で知られるオランダ。センター内の壁紙や椅子、机などのファシリティには、利便性だけでなくデザインへのこだわりも垣間見える。日本では高さの変わる椅子は一般的だが、オランダでよく使われるのが「高さの変わる机」。立って作業することで集中力が高まる人もいるという。

 センター全体のテーマは、「オランダ人が見た日本」。執務スペースはJR山手線の「秋葉原」や「新宿」、「大崎」などの各駅のイメージを模したデザインとなっている。全部で8つある会議室は、それぞれ異なるコンセプトで、社員が撮影した写真を使ってデザインされている。

 食堂には、オランダ本国同様にランチが用意されており、日本では無料の弁当や果物が用意されている。「ベジタリアン」や「和食」など選択できるジャンルも豊富だ。食堂のテーマは、「渋谷」、「新橋」、「浅草」。提灯や屋根で和を醸し出している。さらに奥に進むと“アキバ”をコンセプトとした休憩室がある。気分を変えながら業務、食事、休憩をすることは、現場の効率化とモチベーション向上にも大きく貢献している。

センター探訪

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部屋によってテーマが異なる会議室

センター探訪

柔らかい色味のロッカールーム