2016年6月号 <事例研究>

事例研究

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マニュライフ生命

「顧客経験価値」向上の起点は“不満”にあり
改善プロセス/成果の可視化に挑戦

競合が激化する生命保険業界。マニュライフ生命はコールセンターに集まる「顧客の不満」を起点とした業務改善を次々に断行。センターは「現場重視の経営」におけるシンボルだ。着目すべきはブラックボックス化しやすいとされる「業務委託モデルでのVOC活動」で、受託しているベルシステム24との強固なパートナーシップがうまく機能している事例だ。

USER KARTE

■本社所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー30階
■設立:1999年3月
■資本金:564億円(2016年3月31日現在)
■代表者:取締役代表執行役社長兼CEO ギャビン・ロビンソン
■従業員数:4052名(2016年3月31日現在)
■事業内容:個人・団体・機関投資家向けにファイナンシャル・アドバイスや保険、資産運用・形成のための商品/サービスを提供。
■センター概要:東京2拠点、島根1拠点の計3拠点で70席。開設時間は平日9時〜17時。個人/法人顧客からの問い合わせを受け付けるカスタマーコンタクトセンターでは、年間約30万件のコールに対応。運用は、ベルシステム24が受託している。