逆風下の「小売自由化」を乗り切る
“提案”“1to1”実践する最前線の改革

東京電力エナジーパートナー
常務取締役
佐藤 梨江子 氏

これまでの地域独占から一転、競合環境に置かれた東京電力は、福島原発事故で損なった消費者の信頼回復に努めながら、いかにビジネスを展開するのか。佐藤梨江子常務は、「真摯な対応を徹底した結果、少しずつお客さまの評価は変わりつつある」と現状を語る。この大波をいかに乗り切るのか、コールセンターの役割を含めて話を聞いた。

Profile

佐藤 梨江子 氏（Rieko Sato）

東京電力エナジーパートナー　常務取締役

1990年入社。銀座支店にて電気の設備計画などの業務に携わる。1999年に営業部門へ配属。営業面、人材育成面などにおける業務改革の中心として活躍。2011年から、福島原子力発電所の事故の被災者支援に携わる。2013年、執行役員 カスタマーサービス・カンパニー・バイスプレジデント。2016年から現職。