狭まる!? 通信・金融2大分野、“特需”後の活路は――
CRMアウトソーシング市場展望と
大手6社の事業戦略
本格化するBPOソリューション
トータルサポート力が命運を分ける
今2012年度のコールセンター/テレマーケティングを中心としたCRMアウトソーシングの市場環境は総じて厳しい。地デジ以降の“特需”は見当たらず、「通信」「金融」の2大分野でも大きなボリュームは見込めなくなりつつある。活路はやはりBPO。アウトソーシング事業者は各様のBPOソリューションを前面に打ち出し今後の成長につなげようとしている。大手6社のトップインタビューを含め、市場を展望する。
<インタビュー>
トランスコスモス
成長分野のBPO、DMで重点施策を明確化
コールセンター事業はグローバル志向を強める
取締役副社長 石見 浩一 氏
ベルシステム24
コンタクトセンターのビジネスモデル革新
厳しい国内市場で勝ち抜く
代表執行役社長 矢原 史朗 氏
もしもしホットライン
コンタクトセンター事業の足元を固めつつ
BPO分野を地道に拡大
代表取締役社長 竹野 秀昭 氏
NTTマーケティングアクト
光受注業務推進とグループ外営業の強化で
7期連続増収を目指す
代表取締役社長 村井 守 氏
KDDIエボルバ
新たなBtoBtoCサポートで付加価値追求
現場教育に注力し高スキル人材を増強
代表取締役社長 伊東 博 氏
NTTソルコ
BPO、ソーシャルをトリガーに
再び成長路線へ舵を切る
代表取締役社長 武藤 弘和 氏