2012年9月号<事例研究>

  コンタクトセンター/事例研究

資生堂

世界共通のCRMシステムに刷新
グローバルで進める顧客の「見える化」

グローバル経営を一気に加速している資生堂。この全社方針に則って「お客さまセンター」は顧客対応システム刷新を機に、多言語による入力・解析とデータ連携が可能な全世界共通のプラットフォームを構築した。目指すのは、日本のキメ細やかな顧客対応の仕組みをベースに、顧客の「見える化」をグローバルで進めることだ。

USER KARTE

■本社所在地:東京都中央区銀座7-5-5
■設立:1927年(創業:1872年)
■資本金:645億円(2012年3月31日現在)
■代表者:末川久幸 代表取締役執行役員社長
■売上高:6824億円(連結:2012年3月期)
■社員数:3万2595人(2012年3月31日現在)
■事業内容:日本初の洋風調剤薬局として東京・銀座で創業、140年にわたり日本の化粧品技術と文化をリード。現在、化粧品だけでなく、トイレタリーや美容食品、医薬品など、さまざまな領域において事業を展開
■センター概要:「お客さまセンター」が顧客対応とVOC活動起点の2つの役割を担当。人員は、顧客窓口の応対スタッフが約40人、バックヤード(VOC推進担当、情報システム担当、QA・研修担当など)の社員が約25人の計約65人規模