2012年6月号<事例研究>

  コンタクトセンター/事例研究

メットライフアリコ生命保険

教育/キャリアパス/設備
勝ち抜くための「ES重視型」組織作り

大型のM&Aが相次ぎ、再編が進む生命保険業界。自然、競合も激化し、CS/売り上げ向上には商品力に加え「サービス品質」が大きなウエイトを占め つつある。新生・メットライフアリコ生命保険は、長崎・神戸・東京に設置したコンタクトセンターを軸に顧客接点機能を強化。大きなポイントとなっているの がスタッフの「ES」に着目した制度や仕組み作りだ。

USER KARTE

■本社所在地:東京都墨田区太平4丁目1番3号
■代表者:髙橋 和之代表執行役社長
■事業内容:終身保険、定期保険、介護保険、医療・傷害保険、ガン保険、個人年金保険などの開発・販売
■センター概要:長崎・神戸・東京の3都市に計約700席を展開している。対面販売で契約した顧客向けのカスタマーサービスセンターや通信販売で契約した顧客を対象とした 通販保全センター、保険金給付などに関する問い合わせ対応の保険金コールセンター、手続き書類を発送するサービスオフィスが稼働している。中心は長崎セン ターで約320名のスタッフが従事。基本的なオペレーションはワンストップ対応を実施、それを実現する教育や組織作りに特徴がある。