ジョンソン・エンド・ジョンソン
即興ロールプレイ「ぶつかり稽古」で
技+心の応対スキルを磨く
今月のHINTS!
コールセンターのオペレータ教育は、(1)知識教育、(2)業務教育、(3)応対(対話)教育の3つに大別される。このうち、(1)と(2)は社内(内製)で行うケースがほとんどだが、(3)の応対教育については外部の教育・研修会社に委託する場合も多く、とくに中小規模センターではこの傾向が強い。ジョンソン・エンド・ジョンソンのコールセンターでは、外部委託のモニタリングと並行して、独自の施策を加味することで、応対スキルの品質向上を図っている。取り組みのポイントは3つ。
●「応対マナーブック」の自主作成
オープニング→傾聴→説明→提案→クロージングまでの応対の基本フローに、独自の定義や心得などを盛り込みテキスト化
●「ぶつかり稽古」の実施
同センターが標榜する「アキュビューサービス」(技+心の応対励行)を体得するため、リーダーが出題するテーマを5、6人のTSRが即興でロールプレイ
●傾向把握モニタリングの開始
企画開発セクション主導で、個々のTSRではなく、センター全体に潜む改善事項を抽出し、応対品質の底上げを図る