ふくや
「高級感」「老舗感」を打ち出す電話対応
ポイントは対話力を活かす要員管理
贈答品や、お取り寄せで楽しむユーザーが多いふくやの「味の明太子」。競合と一線を画す高級品路線を維持するには、顧客接点であるコールセンターでの対応品質も重要だ。目指すのは、老舗店らしいおもてなしの心。オペレータの高い対話力を活かすべく、ゆとりあるオペレーションを志向する同社の施策を検証する。
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■本社所在地: 福岡市博多区中洲2丁目6番10号
■設立:1948年10月5日
■資本金:3億7400万円(グループ全体)
■代表者:川原正孝社長
■従業員数:641名(2012年4月現在)
■事業内容:辛子明太子「味の明太子」の製造・販売、各種食料品の卸・小売。「直営販売方式」を貫き、製造から販売まで「安心・安全の品質」を徹底する。
■センター概要:通信販売での受注件数は年間40万件で、売上高は45億2000万円(2012年)におよぶ。1985年に開設し、1997年にフリーダイヤルを導入。開設時間は平日が9時〜20時、土日が9時〜18時。規模は最大で103席。コールピークは歳暮シーズンで、通常期の10倍もの呼量になる。