脱・電話の片手間仕事
メール対応の業務設計
Part.1 <現状と課題>
リソース管理の基本は電話と同じ!
「サービスレベル」に基づくHRM
電話対応における接続品質と応対品質と同じように、メール対応も返信時間(レスポンスタイム)と応対内容のチェックがマネジメントの2大柱になる。目視できる分、内容チェックは電話対応よりも容易な面はある。だが、テンプレートにこだわる傾向が強く、結果的に品質向上に苦戦するセンターは少なくない。メール対応の業務設計のポイントをみる。
ケーススタディ1:ツール&サービス活用
「テンプレート重視」対応に欠かせない
ITツールの選定と活用
──GMOメディア
ケーススタディ2:ベンダーマネジメント
目標レスポンスタイムを4パターン設定
生産性高める業務委託の要諦
──ネクソン
ケーススタディ3:品質管理
問い合わせは貴重な「顧客経験」の機会
NPSを駆使しロイヤルティを測定
──オズビジョン
Part.2 <システム選定>
ポイントは対応件数とWebサイトの位置づけ
投資対効果を最大化するITツールの選び方
メール対応は、ITツールの有無によって生産性と品質がまったく異なる。汎用的なメーラーではできない振り分けの最適化、テンプレートの作成・運用、転送・エスカレーション、承認、ステータス管理などを提供するツールは多数存在するが、「どこまで実践するか」の判断基準に迷うケースも多い。メール対応システムの基本要件と選定ポイントを検証する。