OKI、「CTstageユーザーカンファレンス」を開催

 OKIは、都内で「CTstageユーザーカンファレンス」を開催した。

 新バージョン「CTstage6Mi」の出荷開始(7月)に先立ち、同製品ユーザーやパートナーを招いて行われたもの。100名以上が参加した。

 当日は、「5年後のコンタクトセンターを描く『カスタマー・エクスペリエンス』の成功条件」と題し、ISラボの渡部弘毅代表とコンピューターテレフォニー編集長の矢島竜児が対談。編集部が昨年、発足した「5年後のコンタクトセンター研究会/カスタマー・エクスペリエンス分科会」のリーダーでもある渡部氏によるオムニチャネル対応のポイント解説、人材評価や教育最適化の前提となる「マネジメントの可視化」の重要性とそれを実現するソリューションについてなど、40分間にわたって今後のセンター運営にとって必要な要素を議論した。

 さらに、OKIの企業ネットワークシステム事業部CTstage&サービスビジネスユニットの大槻 重雄ビジネスユニット長が6Miのデモンストレーションを交えて新機能を解説。とくにリアルタイム・モニタリング機能やレポーティングなど大幅に強化されたリソース・マネジメント機能を強力に訴求した。

 続いて、大槻ユニット長と、CTstageでBCP対策の環境を構築したテルモのコールセンター主任、川合 栄二氏が対談(写真)。川合氏は「従来、社内で管理していたCTIとCRMサーバをデータセンターに移管し、DBのバックアップ体制を構築しました。BCPはコストがかかりますが、24時間365日対応できる体制が求められる当社にはとくに重要なものだと考えています」と話した。