トランスコスモス、KM/ソーシャルメディア関連分野で社内資格制度を開始

　トランスコスモス（東京都渋谷区、奥田昌孝社長兼COO）は、ナレッジマネジメント（KM）／ソーシャルメディアサービス分野において、２種類の社内資格制度を導入した。

　ナレッジマネジメントスペシャリストは、コール／メールログ分析業務からFAQコンテンツ分析・制作に至るまで、ナレッジマネジメントに関する一連のノウハウ・スキルを持った人材の資格制度。資格取得者は、マルチチャネルコンタクトセンター向けシステムである「RightNow」を活用した一問一答型および問診型（トラブルシュート）のFAQ作成など、ナレッジマネジメントの専門家としてクライアント企業にサービスを提供する。

　ソーシャルリスニングスペシャリストは、FacebookやTwitter、mixi、Google+など多様なソーシャルメディア上でのバズデータを収集・分析するノウハウ・スキルを持った人材の資格制度。資格取得者は、クローリングワードやリスニング期間の設定、ソーシャルメディア運用ツールである「HootSuite」によるデータ収集など、ソーシャルリスニングの専門家としてクライアント企業にサービスを提供する。

　同社では、これらの資格保有者が既に40名以上となっている。現在、一部のセンターで展開している同資格を活かしたサービスを、将来的には他のセンターでも展開できるよう、社員の資格取得を推進していく方針。