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アイティフォー、中小規模向けコンタクトセンターシステム「AX-i(アクシー)EX Ver3」発売開始
アイティフォー、中小規模向けコンタクトセンターシステム「AX-i(アクシー)EX Ver3」発売開始
2015年01月22日
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アイティフォー(東京都千代田区、東川 清社長)は、SIPベースの中小規模向けコンタクトセンターシステムの新製品「AX-i(アクシー)EX Ver3」を22日から販売開始する。
同製品は、テレマーケティング会社向けの「マルチテナント機能」を搭載したことが特徴。複数の企業から委託を受けてテレマ業務を行う際、受託業務ごとにセキュリティをかけて情報漏えいを防止する。オペレータごと、スーパーバイザーごとに閲覧権限や操作権限を設定することで、受託業務ごとの情報分離を実現した。主に以下のような情報を分離する。(1)待ち呼数などのリアルタイムレポート、(2)過去の統計レポート、(3)問い合わせ内容別の呼数レポート、(4)モニタリングや通話録音の再生など。
マルチテナント機能に加え、システムのパフォーマンスを従来の3倍へ向上させるなど機能改善も行っている。具体的には、同システムはSIPサーバーを用いて構築。電話機としての機能が仮想的に搭載されており、それらの制御が行われている。今回、SIPサーバーの高性能化に加え、ソフトウエアの最適化を行ったことにより、従来のバージョンではSIPサーバー1台で制御できる電話機の数が30台(=30席)だったのに対し、最新版では制御できる台数が100台(100席)へとパフォーマンスが大幅に向上した。
価格は据え置きで46席の場合、税込み1500万円から。同社では同製品を今後1年間で20社から受注することを目標としている。
■参考
AX-i EXの従来からの特徴は以下の通り。
【1】「制御・音声パケット分離方式」により、安価な通信回線を活用して通信費を削減。
【2】複数の拠点を仮想的に統合する「バーチャルコンタクトセンター機能」により、混み具合に応じて着信呼を振り分ける負荷分散、事業継続性の向上(BCP 対策)を実現。
【3】ライセンス契約を必要に応じて増減させる「座席可変ライセンス方式」により、オペレータの増減(席数)に応じて無駄のない運営を実現など。
従来からの標準機能として、設定されたルールに従って電話を振り分けるACD(着信呼自動分配機能)、音声応答により発信者に操作を促すIVR(自動音声応答機能)などコンタクトセンターの業務に必要なすべての機能が搭載されている。
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