コンタクトセンターフォーラムは、「ソフトウエアジャパン2015」で講演およびパネルディスカッションを行った。テーマは、「コンタクトセンターの価値向上と経営貢献~経営への貢献に繋がるコンタクトセンターの価値を高める取り組み~」。約80名が聴講した。
はじめに、イー・パフォーマンス・ネクスト代表の宮崎義文氏が「これまで多くのコンタクトセンターを事例として研究してきた結果、先進センターに共通するのは顧客視点でコンタクトセンターの価値を高める努力し続けているということです。それが結果的に経営貢献に繋がっているということを本日の事例で見てほしい」と挨拶をした。
最後に、富士ゼロックス ソリューション・サービス運用本部 ワンストップ・サービス部の加賀 宝氏が「サービスの価値を作る4つの要素を活用したヘルプデスク型コンタクトセンターの改善」について講演。ワクコンサルティング 常務執行役員の諏訪良武氏が提唱するサービスの成果や品質などの共通的事前期待と個別的事前期待について解説したうえで、コンタクトセンターの施策例を解説した(右図)。加賀氏は「プロセスと個別的な事前期待への対応が心で満足でつながる」と強調した。