NECネッツエスアイ、東京国際フォーラムにて「Customer's Fair 2015」開催

 NECネッツエスアイは、2月10日、「Move on ~もっと前へ、もっと先へ~」をテーマに、東京国際フォーラムにおいて自社ソリューションを紹介するプライベートカンファレンスを開催した。

 カンファレンスでは、和田雅夫社長の挨拶に始まり、スペシャルセッション1として東京大学大学院 経済学研究科教授の伊藤元重氏が登壇。「産業構造の変化とビジネスチャンス」と題し、今後日本が迎える少子高齢化、グローバル化の中で、産業構造がどう変化していくか、期待されるビジネスチャンスや考慮すべきリスクなどについて語った。

 スペシャルセッション2では、元インテル・ジャパン会長、元モバイル・インターネットキャピタル社長を歴任し、現在はイノベーション研究所社長で西岡塾塾長を務める西岡郁夫氏が「2020年に向けた、ビジネスモデル・イノベーション」を講演した。さまざまな企業のビジネスモデルの具体例を挙げ、その成功や失敗の理由を分析、2020年に向けた次なる一手を探る内容を解説した。

 スペシャルセッション3は、スポーツジャーナリストでスポーツコミュニケーションズ代表の二宮清純氏が講演。「『勝つリーダー 負けるリーダー』~スポーツ界の「名将」に学ぶ~」をテーマに、マラソンの高橋尚子選手を育てた小出義雄監督や、数々の球団で監督を務めた野村克也監督のエピソードを笑いを交えながら紹介。リーダーとはどうあるべきかについて熱く語った。

 展示会場では、テーマとして「2020年に向けた新たな取り組み!」「これからのビジネスに効く! ICTソリューション」の2つを掲げ、同社の最新ソリューションを紹介。「EmpoweredOffice」と題して、新たなワークスタイルを提案。コンタクトセンターの領域では、クラウドサービスの「CCconnect」や、キューアンドエーやディー・キュービックと連携した「コンタクトセンターBPOサービス」などを展示し、にぎわいを見せていた。