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日立情報通信エンジニアリング、中・小容量のIP-PBXを販売開始
日立情報通信エンジニアリング、中・小容量のIP-PBXを販売開始
2015年05月01日
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日立情報通信エンジニアリング(神奈川県横浜市、小菅稔社長)は、中容量から小容量の企業、事業所向けの日立製IP-PBX「NETTOWER MX-01(以下、MX-01)」の販売を開始した。出荷は2015年6月30日から。
MX-01は、従来モデルの小容量向けIP-PBX「NETTOWER MX900IP(以下、MX-900IP)」をベースに中小容量向けに開発したもので、最大384回線まで収容可能。多くの企業が課題として挙げる「業務改善・コスト削減・BCP対策」をサポートする機能を強化した。
「業務改善」は、ユニファイドコミュニケーションによる社内コミュニケーション機能が中心。Web電話帳との連携により、音声通話やメール、IM(インスタントメッセージング)、チャットといったツールを統合。プレゼンス(在席情報)の確認により、最適な通信手段を選択し、円滑なコミュニケーションを実現する。
「コスト削減」は、ひかり電話サービス対応と多機能電話機への電源供給タイマーによってランニングコストの抑制を図る。同サイズのMX900IPを設置している場合は、設置場所および配線の再使用し、導入コストも低減可能だ。
「BCP対策」として、最大3時間までPBX機能を維持できるバッテリーを搭載した。電力を確保できない状態が長時間に及ぶ場合はIP網から公衆網へ直通切替し、外線通話手段を確保する。また、多機能電話機から内線化したPHSに対し、ボタン操作で緊急メッセージを送信することもできる。
そのほか、ACD、CTIといったコンタクトセンター向け機能など、業務特化型の機能も実装した。
システム価格は130万円(最小構成)から。
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