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富士通エフサス、日本医科大学武蔵小杉病院と自宅療養患者向けコールの実証研究を開始
富士通エフサス、日本医科大学武蔵小杉病院と自宅療養患者向けコールの実証研究を開始
2016年04月08日
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富士通エフサス(神奈川県川崎市、
髙萩
弘
社長)は、日本医科大学武蔵小杉病院と連携し、自宅療養中の患者の健康状態を確認するための定期コールの実証研究を開始した。実施期間は2016年4月1日から9月30日を予定している。
実証研究のイメージ
実証研究は、日本医科大学武蔵小杉病院の医師の指示を受け、富士通エフサスのコールセンターが患者に対し定期コールを行うもの。対象は、入退院を繰り返す患者や、高齢者世帯、独居高齢者のうち、フォローを希望した患者。自宅療養中の患者の服薬、食事・水分の摂取量、睡眠、発熱など日常生活や症状を定期的に確認することで、異常の早期発見および重症化する前の受診を促す。応対で収集した情報は病院と共有し、治療などに活用する。さらに、患者本人、家族の自宅療養への不安をやわらげる効果も期待している。
この研究を通じて、高齢者の自立生活支援サービス「地域包括ケアシステム」の推進、看護師資格を有する人材のオペレータ登用など、新たな高齢者医療のあり方を提案していく方針だ。
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