TMJ、北九州市において初の高卒採用を開始

 コールセンター/バックオフィス(事務処理センター)の構築・運営を行うベネッセグループのTMJ(東京都新宿区、丸山英毅社長)は、高校生新卒・既卒者を対象に、北九州市において職種・地域限定正社員の採用を今年度より開始する。

 TMJは北九州市において、2002年の北九州センター拠点開設以降、多くの採用を実施し、雇用を創出してきた。しかし、近年の労働需給の改善や人口の減少などにより雇用環境は大きく変化し、優秀な人材の確保は難しくなっている。

 このような雇用環境の中、今後も業務受託を拡大し、経営戦略を実現する人材を計画的に育成するため、同社は若年層の採用枠を拡大。北九州市と連携し、高校生新卒・既卒者を対象として、2017年4月の新入社員採用を実施する。この取り組みは同社として初の試みであり、今後、全国拠点での展開を計画している。

■採用計画概要


・採用予定人数:6名(2017年3月卒業予定、または第2新卒が対象)
・雇用区分:職種・地域限定正社員 ※
・職務:管理者候補として採用。数年の就業経験を経て管理者登用ができるようキャリアパスを策定予定
・活動開始時期:2016年7月より北九州市の各高校へ採用企業情報を提供。2016年9月より面接開始

※「職種・地域限定正社員」は、さまざまなバックグラウンドやワークスタイルを持つ優秀な人材に対して新たな形で活躍の場を、そして顧客に対してより高品質なサービスを安定的に提供することを目的に、同社で2015年7月に運用開始された人事制度。2016年5月1日現在、全国で50人が採用・登用されている。

 同社は、「今後も雇用を通じて地域社会に貢献するとともに、スタッフがいきいきと働くことのできる環境の構築により、より良い社会づくりに取り組みます」とコメントする。