提供機能は、音声認識をコア機能とした「文章要約」「AI-FAQ」、「分析」「翻訳」。会場では、文章要約のデモンストレーションを披露した。会話に含まれる「えー」「あー」なの不要語を削除した状態でテキスト化し、あらかじめ設定した粒度に合わせて要約文を生成できることをアピール。GCPの活用により、音声合成、音声認識IVR、感情分析、セールスフォース・ドットコムのクラウド型CRMシステム「Salesforce Service Cloud」との連携機能も2017年度中に拡充する計画だ。さらに、パブリッククラウド導入時の懸念材料とされるデータセキュリティについては、「Googleによる音声、テキストデータの二次利用はない」(國奥氏)としたうえで、SOC、PCI DSS、ISMS、FISCなどの主要な規格に準拠していることを説明し、安全性を強調した。