キューアンドエー、AIスピーカーの訪問サポートサービスを開始

　キューアンドエー（東京都渋谷区、川田哲男社長）は、2017年12月15日より、個人ユーザー向けにAIスピーカー（スマートスピーカー）の訪問サポートサービスを開始した。

　AIスピーカーは2017年11月より日本で販売が開始された、音声AI（人工知能）を搭載した対話型のスピーカー機器。AIスピーカーに話しかけることで、調べ物（インターネット検索）や音楽再生、家電の操作が可能であることから、2016年よりAIスピーカーが販売されている米国では、ミレニアル世代を中心に幅広く親しまれている。

　現在、米アマゾン・ドット・コムは「Amazon Echo（アマゾンエコー）」、米グーグルは「Google Home（グーグルホーム）」、LINEは「Clova WAVE（クローバウェーブ）」、ソニーは「LF-S50G」をそれぞれ販売。今後もAppleの「Apple HomePod（アップルホームポッド）」や、各社から相次いでAIスピーカーの販売が発表されている。

　同サポートでは、日本で発売開始したすべてのAIスピーカー導入の際の初期設定やインターネット接続設定、使い方を案内する。使い始めるまでの各種設定、アプリケーションのインストールなどは、スマートフォンやタブレット端末にアプリケーションをインストールし、各デバイス上から行う必要があり、初めて利用する人や機器の操作に不慣れな人には困難な場合がある。利用サービスによっては、新規アカウント作成が生じる場合もあることから、スタッフがユーザー宅へ訪問し、本体の初期設定からアプリケーションの設定まで接続設定を行う訪問サポートの需要が見込まれる。接続設定後の使い方や困りごとについては、電話（リモート）サポートにて対応することも可能だ。

【サービス概要】
◆名称：Q&Aデジタルライフサポート～AIスピーカー設定メニュー～
◆メニュー（金額 ※税込）
・AIスピーカー（スマートスピーカー）設定パック：8,500円
・AIスピーカー（スマートスピーカー）設定１台追加：4,000円
・AIスピーカー（スマートスピーカー）設定スマホ１台追加：2,000円
◆対象機器：
Google Home、Google Home mini（Google）
Clova WAVE、Clova Friends（LINE）
Amzon Echo、Amzon Echo Plus、Amzon Echo Dot（Amazon）
LF-S50G（ソニー）
※2017年12月15日時点
◆サービス提供方法：
訪問サポートサービス
※接続設定後の使い方や困りごとについては、電話（リモート）サポートサービスにて対応可能
◆問い合わせ：0120-863-863（10:00～19:00）
◆https://www.clubqa.com/main/?page_id=8223

■参考
　Strategy Analyticsの調査・予測レポートによると、AIスピーカー（スマートスピーカー）は、2016年には全世界で600万台が販売され、2017年には2,400万台（対前年比４倍）が普及すると予測している。

【世界スマートスピーカー市場予測】
2017年に出荷台数2,400万台、市場シェアはAmazon 70％・Google 15％へ。（ロボスタ）
https://robotstart.info/2017/10/13/smart-speakers-sales-2017.html