このような中、同行が今年8月に取り扱いを開始した「しずぎんラップ(MSV LIFE)」は、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問(東京都港区、中村友茂会長兼社長)が運営する投資一任運用サービス「MSV LIFE」の契約締結を静岡銀行が媒介するもので、「1000円から始められる」「総運用コストが安い」など、従来のラップ口座にない特徴を備えていることから、幅広い年齢層の取り込みが期待されている。静岡銀行では取り扱い開始にあたり、新規顧客開拓に向けた新たなチャネルの確立を目指して、Salesforce Community Cloudの採用を決定、構築パートナーとしてISIDを採用した。
同システム構築にあたりISIDは、銀行、証券会社、投資顧問会社など、関係する複数の事業者における業務フローの再設計、Salesforce Community Cloud を活用したシステム構築、ユーザーインタフェースの開発などを実施。静岡銀行では今後、同システムを活用した顧客への情報提供をより充実させ、統合的な顧客コミュニケーション基盤として活用していく計画だ。