Hmcomm、高齢者音声に基づく感情コーパスの販売開始

ディープラーニング技術を活用したソリューションを提供するHmcomm(東京都港区、三本幸司代表取締役)は、要介護者・高齢者の音声から構築した"感情コーパス"をリリースした。

感情コーパスは、同社が参画した研究開発推進プログラム「ImPACT」のひとつである「重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステム」における研究成果を活用している。

具体的には、介護施設に入居している要介護者や高齢者から音声を収集。喜怒哀・平常と4つの感情タグを付与したコーパスになっており、感情認識システムや音声認識システムでの活用を想定している。

このほど、製品化に向けた調整を行い、社会実装を開始。コールセンターにおける大きな課題となりつつある高齢者対応の強化への貢献が期待できそうだ。