セールスフォース・ドットコム、Salesforce Chatterの新バージョンを提供
セールスフォース・ドットコム(東京都港区、宇陀栄次社長)は、企業内ソーシャルネットワーク「Salesforce Chatter」の次世代バージョンを発表した。
同製品は、Salesforce のすべてのエディションに含まれている社内用SNS。Salesforce Platformを基盤に構築されているため、Salesforce上の各種データとシームレスに連動できる。
今回のバージョンアップにより、Salesforce内の顧客情報の閲覧、作成、アクションをChatter内で直接実行できるようになる。新たな機能は以下の通り。
1.アクセス:取引先、キャンペーン情報、事例、見込み客、商談、その他Salesforce Platform上で構築されたカスタムアプリケーションなど、Salesforceに格納されているすべての顧客情報へアクセスできる。
2.作成、編集:ファイル、写真、アンケート、ToDo、御礼など、様々なアクションをシームレスに作成、編集できる。数回のタップでToDoを作成したり契約書を編集できる。
3.アクション:取引先責任者、取引先、商談、キャンペーン、カスタムレコードなどのアップデートに基づきアクションを起こすことが可能。
レコード作成機能と編集機能は、2013年下半期に提供開始を予定している。Salesforce Chatterモバイルアプリケーションは、すべてのSalesforceユーザが無償で利用できる予定だ。