日本調剤、「Twilio Flex」でヘルプデスク部門の在宅勤務を実現

日本調剤(東京都千代田区、三津原 庸介代表取締役社長)は、Twilio Japan(東京都千代田区、今野芳弘社長)が提供するクラウドコンタクトセンタープラットフォーム「Twilio Flex」を採用し、全国の調剤薬局からの問い合わせ対応を行うヘルプデスク部門の在宅勤務を実現した。システム導入は、Twillio Japanとゴールド・SIパートナー契約を締結しているテラスカイ(東京都中央区、佐藤 秀哉代表取締役社長)が行った。

日本調剤のヘルプデスク部門は、全国667の調剤薬局(2020年10月1日時点)からの毎月1000件以上にのぼるシステムや調剤に関する問い合わせを一元的に管理していた。4月の緊急事態宣言を受け、全社的にテレワーク化が進むなか、ヘルプデスク部門のリモートシフトが課題となっていた。
テラスカイがTwillio Japanと共催で「在宅化」をテーマとしたセミナーを実施。
それを視聴したことがきっかけでTwilio Flexの導入を決定、6月中旬に構築を開始し、8月に運用を開始した。

日本調剤がTwilio Flexを採用したポイントは下記の通りだ。
・667店の薬局で定着している既存の問合せ電話番号を変更せず利用できる
・従来の一つの電話番号のまま、複数拠点で同時受信できる
・従量課金のため、テレワークの早期終了など体制の変更があった場合もフレキシブルな対応が可能
・クラウドサービスのため構築期間が短い