TMJ、映像サポート「みえサポ」を提供開始

 コールセンターやバックオフィスの構築・運営を行うTMJ(東京都新宿区、丸山英毅社長)は、新たに映像サポート「みえサポ」の提供を開始する。オペレータは、顧客のスマートフォンで映した映像を一緒に見ながら困りごとを解決することで、よりスムーズなサポートを実現できる。また、同サービスは、スピンシェル(東京都文京区、金田 宏代表)が提供するオンライン接客システム「LiveCall(ライブコール)」を活用することで、ビデオ通話を用いた遠隔でのオンラインサポートを実現している。

 TMJでは、CX(顧客体験)向上を目指す企業に向けた戦略実行の支援、およびカスタマーサポートにおける問題解決への支援として、次世代型コンタクトセンターの構築に数多く携わっている。顧客接点が多様化する中、近年では音声領域やチャットボット、ビジュアルIVRなど非音声領域の顧客応対サービスを拡充してきた。
 今回、映像を通して顧客の状況を確認・解決する新たなサポート形態を提供することで、顧客対応におけるオペレーションの改善・高度化を実現する。

■映像サポート「みえサポ」の特長
(1)人の移動を伴う業務の代替が可能
コンタクトセンターでの利用はもちろん、オンサイトでの作業や点検などの業務、主に対面で行う業務など、人の移動が前提となっていた業務を代替することが可能となる。目視で行っていた確認作業を、映像での確認に置き換えることで、業務プロセスの改善が図られ、移動費や人件費などのコストの適正化も期待できる

(2)導入の容易さ
簡単かつ短期間での導入が可能。インターネット回線とPCがあれば利用でき、導入環境を限定しない。新しく業務を立ち上げる場合や、既存のコンタクトセンターの一部業務に限定しての使用など、用途に応じた導入が可能

(3)コンタクトセンター業務の効率化と改善
顧客の状況を映像で可視化することで、応対時間を短縮し、問題解決の精度を向上できる。今まで時間を要した問題解決に関し、その原因の特定が容易になり、製品やオペレーションにおける根本原因の発見にもつながる。また、応対時間が短くなることで業務効率が向上。業務運営におけるコストの最適化を図ることが可能となる


■活用シーンについて
「みえサポ」は、テクニカルサポートや遠隔による見積もり作成などといったBtoCのニーズだけでなく、レジや券売機の使い方などの店舗サポートや企業内のヘルプデスクなど、多様なBtoBのニーズにも対応。顧客満足度向上への貢献や生産性向上・コスト削減へとつなげられる


■導入について
サービス内容:要件整理、業務設計、システム提供
【参考価格】初期費用:22万円(税込)~
      月額費用:3万8500円(税込)~
※詳しい費用は、別途見積もり