トランスコスモス、BtoB専用AIチャットボット運用サービス「ビジネスサポートAIサービス」の提供を開始

大手BPOベンダーのトランスコスモスは、専任者（アノテーショントレーナー）がAIチャットボットのリアルタイムチューニングを行うBtoB向け AIチャットボット運用サービス「ビジネスサポートAIサービス」の提供を開始する。

アノテーショントレーナーは、チャットボットが回答できなかった質問に対応するほか、回答内容をチャットボットにリアルタイムで学習させ、自動応答できるようにチューニングする。

同サービスは導入時に、クライアントへのヒアリングと診断をもとに、課題と優先順位を明確にしたうえ、トランスコスモスのAI専任者がナレッジの整備、FAQ拡充を行い、適切なAIボットシナリオを作成してチャットボットの対応範囲を確定する。運用開始後は、アノテーショントレーナーによるリアルタイムのナレッジチューニングと、自己学習機能での効率的なAIチャットボットの対応精度向上を図り、３カ月で対象の対応率90％以上を目指す。精度を上げるまでの期間は、専任のアノテーショントレーナーによる有人対応で、回答品質を担保したまま運用を継続できる。

同サービスのチャットボットのプラットフォームには、FAQ管理とチャットボットに加え、独自開発のチャットソリューション「DEC Support」もあり、有人チャット対応も可能。ツールによって分散しがちな問い合わせログや内部ナレッジを一括管理できるため、チャットボットの早期育成・改善を実現する。

■ サービス提供価格
初期構築費用：400万円～
ランニング費用：120万円～