川崎信用金庫、BEDORE開発の対話エンジンツールを導入

川崎信用金庫(神奈川県川崎市、堤 和也理事長)は2022年1月、庫内における本部への各種問い合わせ対応を効率化するため、BEDORE(東京都文京区、上野山勝也代表取締役)が開発した対話エンジン「BEDORE Conversation」を導入、運用を開始した。

川崎信用金庫は問い合わせ業務の効率化に向け、DXを活用した働き方・業務改革を進めており、今回BEDOREの対話エンジンの高い回答精度と金融機関への導入実績から導入を決定した。

「BEDORE Conversation」は日本語に特化した深層学習ベースの対話エンジンで、日本語特有の表現を認識し、より簡潔な回答を導き出すことが可能。庫内のPCよりチャットボット専用ページにアクセスし、職員が業務中、いつでも質問できる環境を実現する。

川崎信用金庫によると、定型的な問い合わせが多い3部門(総合企画部・事務部・人事教育部)の月間問い合わせ数3500件の内、約700件を自動対応可能。そのなかで定型的な問い合わせが7割程度を占める人事教育部では、問い合わせの半数以上を自動化できると見込んでいる。