新生銀行、店舗の接客を動画で疑似体験

新生銀行は、MIL(東京都新宿区、光岡敦代表取締役社長)が提供するインタラクティブ動画編集プラットフォーム「MIL」を導入した。これにより、金融商品の説明を動画で行い、(1)オムニチャネル化による来店顧客との接点の多様化と、(2)インターネットチャネルでの資産運用顧客の新規獲得を図る。

動画での商品案内は、すでに実施しているオンラインでのビデオ相談・電話相談よりも、より効率的に営業推進が行えるとしている。

具体的には、ストーリー分岐機能を使って、顧客は自身の選択(タップ)から診断形式で、運用意向に近い金融商品を選ぶことができる。また、商品を購入した顧客には、商品内容の確認も動画で行う。

金融商品の説明動画は、店舗の営業スタッフが実際の接客と同じテンポで説明。対面での接客で、資料を見せながら説明している部分は、動画ではグラフとアニメーションで表現する工夫を施した。また、画面右下に表示されるポップアップボタンをタップすると、より詳細な情報を表示するなど、顧客の理解促進をする仕掛けもある。