ミライト・ホールディングス、グループ再編を発表

ミライト・ホールディングス(東京都江東区、中山俊樹代表取締役社長)は2022年5月17日の3月期決算発表会において、7月1日付けで同社子会社のミライトおよびミライト・テクノロジーズと事業統合をすることを発表した。

 


新会社の社名は「ミライト・ワン」で、「ONE for All, All for ONE」、「Only ONE」、「Number ONE」がコンセプト。コーポレートマークも一新。「未来の扉」をコンセプトとして、「ワクワクするみらい」を切り開く姿を象徴するマークとした。

 


新会社の設立の狙いとして、①国内で普及が進むDX事業などの成長領域への経営資源の集中、②3社間の重複業務の見直しによるコスト効率の向上、③人財育成およびガバナンス・ブランド力の強化、④成長領域の拡大に向けた強固なグループ連携の推進の4項目を提示した。

同社は経営統合と同月の7月中に、講座数3分野110講座のみらいカレッジを開学予定。千葉県市川市・埼玉県熊谷市・兵庫県神戸市六甲地区内にキャンパスを設置するほか、オンラインでの受講も可能。受講者は同社グループ内の従業員を中心としており、受講者数は1万人程度とみられる。ビジネスチャット機能・動画投稿による情報交換などのコミュニティ機能が充実しており、組織・会社の枠にとらわれない社内外交流の促進を図る。