トランスコスモス、レコメンドFAQ機能を標準搭載したビジュアルIVRを開発

トランスコスモス（東京都豊島区、石見浩一・牟田正明代表取締役共同社長）は2022年８月、AIを活用した入電削減機能を搭載したビジュアルIVR「DEC Visual IVR」を提供開始した。

          

DEC Visual IVRは、ビジュアルIVRの基本機能である、FAQや電話・チャット・LINEなどのコンタクトチャネルをスマートフォン画面上に視覚的に表示する機能に加え、AI技術を活用し、ユーザーが問い合わせる前に最適なFAQを自動表示できるAIレコメンドFAQ機能を標準搭載したサービス。同サービスの活用によって、ユーザーのWebサイト上での閲覧情報をもとに最適なFAQを表示できるため、ユーザーの自己解決率向上を促進する。

先行導入したベネッセコーポレーション（岡山県岡山市、小林 仁代表取締役社長）では、同社のお客様相談窓口業務にDEC Visual IVRを導入したことで、入電数が従来のビジュアルIVRに比べて6.6%の削減を実現。同社コンタクトセンター開発部 インバウンド課 田中氏は、「私達が選んだ固定表示FAQよりも、AIが選んだFAQの方がクリック率が高く、確かな成果を確認できました」と語る。

               
ベネッセコーポレーションお客様相談室 DEC Visual IVRの導入による入電削減事例