キューアンドエー、画像共有を活用したサポートサービスを提供開始

キューアンドエー(東京都渋谷区、川田哲男代表取締役社長)は2022年9月、スマートフォンのカメラ機能を活用したオンラインによるサポートサービスの提供を開始した。BPOサポートサービスとして、オペレーションの設計から実運用、導入に至るまで支援し、顧客宅に訪問しての現地作業・調査を要する事業者や、電話・店舗などの窓口で各種書類手続きが必要な事業者向けに提供する。

同センターは、ベルフェイス(東京都港区、中島一明代表取締役)が提供するオンライン営業システム「bellFace」の写真撮影機能を活用した、視覚情報を用いたサポートサービス。利用者はスマホのカメラ上で撮影した画像をセンターと共有し、オペレータは画像を確認しながらサポートを行う。画像を送付するための専用アプリのインストールは不要で、なおかつ捜査開始から30秒程度でオペレータと画像共有できるため、スマホによる操作が不慣れな利用者にとっても利用しやすいシステムとなっている。
        


今回提供するサポートセンターは、サービス提供事業者とその利用者にとって以下の導入メリットがある。

(1)    現地訪問の工数・コスト削減
外装・電気工事、店舗への機器・什器導入、家電修理といった、現地での事前作業・調査が必要な事業者にとって、訪問せずに画像・映像を通じて利用者の自宅内の状態を正確に把握できる。これにより、訪問手配や事前対応時間のコスト削減が期待できる。

(2)    電話での問い合わせや店舗窓口での手続き負担の軽減
手続きに必要な各種書類の確認も、利用者のスマホの画像を共有しながらオペレータとやり取りできるため、時間を要していた手続き対応に関して、オンライン上で完結可能。これにより、オペレータの応対時間の短縮の他、書類の不備や輸送にかかる手続きのコスト削減にもつながる。

  


サービス提供の想定事業者は、具体的に、通信事業者、介護事業者、引っ越し・運送事業者、架電設置事業者、ハウス修理事業者、家具家電販売事業者、ホームセンター事業者といった、ユーザー宅への訪問前提で現地調査を要する事業者、および電話や店舗などの窓口で各種書類の手続きを要する事業者。同社は2023年3月までに、15社への導入を目指す。