モビルス、自社オペレーション支援ソリューションに大規模言語AI「GPT-3」を採用

チャットボットをはじめコールセンター向けAIソリューションを開発するモビルス（東京都港区、石井智宏代表取締役社長）は2023年２月、同社が独自開発するオペレーション支援ソリューション「MooA（Mobilus Operational AI）」に米国OpenAI社開発の大規模言語AI「GPT-3」を連携、β版としてリリースした。

新機能には、オペレータおよびSV向けに、オペレータ・顧客間の対話内容を自動要約し、文章化する「対話要約機能」、通話内容およびオペレータの回答ログに基づきFAQを自動生成する「対話意図抽出機能」を追加した。


　MOBI AGENTにおける「対話要約機能」「対話意図抽出機能」の実装イメージ図

「MooA」は、モビルスが独自開発するオペレーション支援AIで、コンタクトセンターのオペレータやSVの業務をサポートするAIシステム。同社が提供する顧客サポート向けチャットシステム「MOBI AGENT」を介して、オペレータ向けに顧客からの質問の回答候補を提示する他、意図せずに入力した個人情報を自動ハイライトするといったオペレーション支援機能を提供している。