RevComm、オンライン商談ツールに感情認識/要注意アラートを追加

AIベンダーのRevComm(東京都渋谷区、會田武史代表取締役)は2023年3月、提供中のAI搭載オンライン商談解析ツール「MiiTel for Zoom」に新機能を追加した。主な追加機能は、(1)会話の感情をAIが認識して画面上に可視化する「音声感情認識機能」、(2)AIが自動でネガティブワードの要注意商談を自動抽出・自動通知する「要注意商談通知機能」の2点。

「音声感情認識機能」では、納得していない、相手を責めるような話し方の場合に「ネガティブ」と判定し、喜んだり感謝している話し方の場合は「ポジティブ」と判定される。

   


「要注意商談通知機能」は、録画した会議履歴をもとに、特定条件を満たすものに対して、自動的に応対メモを付与する機能。付与条件は、①ユーザーが90%以上話している、②会議時間が90分以上、③60分以上を予定していた会議が、15~30分で終了、④ユーザーの抑揚が平坦(『抑揚』の計測数値で20以下)、⑤ユーザーの話速が10文字/秒以上の5条件で、各数値は変更可能。


  


このほか、会議ダッシュボードの集計タブもリリース。各ユーザーがホストおよびゲストとして参加したオンライン会議数とスコアを一目で確認でき、集計結果をCSV形式で出力可能。