Content Guruのショーン・テイラー氏は、グローバルにおけるStormの位置付けとグローバルトレンドを基にした製品強化の方針を解説した。テイラー氏は、「米国ベンダーが席巻するCCaaS(Contact Center as a Service)市場において、欧州ベンダーとして唯一、ガートナーのマジック・クアドラントでトップ10入りする評価を得ており、欧州におけるクラウドシフトのけん引役として位置付けられていると自負しています」と、強調。
デジタル・カスタマーは、IoT(Internet of Things)の進展を背景としている。2025年には世界の人口の4倍にあたる300億のIoTデバイスが普及とみられる。ウエアラブルデバイスや自動車のドライブレコーダーなどのデバイスからの問い合わせが発生すると想定すると、問い合わせの件数は爆発的に増える。「オペレーションの自動化は不可欠であり、それをStormのなかで完結できるようにしたい」(テイラー氏)。