TMJ、ChatGPTを社内業務に活用した実証実験を開始

TMJ（東京都新宿区、丸山英毅代表取締役社長）は５月から、ChatGPTを社内業務に活用する実証実験を開始した。コールセンターや採用・マーケティングなどの領域を対象に、将来的には顧客応対への活用も見越した検証を行う。

検証には、ギブリー（東京都渋谷区、井手高志代表取締役社長）の最先端の生成AI「GPT-4」を標準搭載した法人向けプラットフォーム「法人GAI Powered by GPT-4」を利用する。TMJは、質問の入力履歴が生成AI学習に使用されない、個人情報の入力時にアラートを表示する情報漏えい抑止、ID管理による利用情報の把握や分析機能を有する点を評価し導入に至った。

具体的には、コンタクトセンターのオペレーション部門をはじめ、採用やマーケティング部門、育成および支援部門での活用を実施。コンタクトセンターの業務ではとくに、長文の応対履歴の要約から、対話履歴からのFAQやトークスクリプトの生成、課題からの解決策と提案要素の抽出などを行う。