アクセンチュア、LLM・生成AI関連事業深化に向けAWSと協業体制強化

米アクセンチュアは2023年６月、AWS（Amazon Web Services）との戦略的協業の一環として、大規模言語モデル（LLM：Large Language Model）と生成AIを活用したビジネス支援体制の強化に向けたパートナーシップ協定を締結した。

アクセンチュアは同月、今後３年間でAI関連事業に30億ドルを投資することを発表。同社はAWSと協業し、AI専門人材の拡充や、金融事業、ライフサイエンス事業、カスタマーサポート事業を中心に、AIを活用したクラウドサービスの提供体制の確立を目指す。

カスタマーサポート事業においては、AI予測に基づく有人対応と遜色ない顧客対応や、マルチチャネル化による一貫性のある対応など、これまでにない顧客体験を大規模に支援。Amazon Connect、Amazon Lex、Amazon KendraなどのAWSのAIサービスを活用したソリューションにより、コールセンタースタッフの支援や通話要約などの業務効率化を図り、CS向上を推進する考えだ。