SCSK、『PrimeTiaas』と『Azure OpenAI Service』を連携

SCSK（東京都江東区、當麻隆昭代表取締役 執行役員 社長）は、クラウド型コンタクトセンターサービス『PrimeTiaas』と、日本マイクロソフトが提供する『Azure OpenAI Service』を連携。第一弾サービスとして、『PrimeTiaas自動要約オプション』を11月1日から提供を開始した。

PrimeTiaasは、Avayaをベースとして開発したサービス。同社は、音声認識システムやCRMシステムなど、さまざまなシステムとの連携によるトータルサービスを提案している。

Azure OpenAI Serviceは、クラウドサービス『Microsoft Azure』上でOpenAIが開発した生成AIモデルを提供する。

 システム構成
『PrimeTiaas自動要約オプション』のイメージ


PrimeTiaas自動要約オプションは、PrimeTiaasおよびバンドル提供している音声認識（『AmiVoice Communication Suite』）と連携。テキスト化したコンタクトセンターの応対内容を自動で要約し、CRMに連携する。これにより、ACW（アフターコールワーク）の効率化や品質向上、VOC（顧客の声）分析への活用など、さまざまな業務の高度化、効率化を支援する。なお、生成AIに渡す応対内容テキストは、同社が提供するテキスト分析サービス『VoiC Finder』を用いて、匿名化、短文化などの前処理を実施することで、要約機能の最大化を図った。

自動要約
自動要約のイメージ