Cisco APJC Managing Director Collaboration BusinessのSandeep Mehra氏(左)、
Cisco Systems VP of engineering, Webex Collaboration AIのChris Rowen氏(右)
Sandeep Mehra氏は今後の事業戦略として「ハイブリッドワークの推進」「カスタマーエクスペリエンスの向上」を強調。そのうえで、Webexプラットフォームにおいて、「AI」「インテグレーション」「セキュリティと管理性」を重視していくと説明。さらに、生成AIの一種である大規模言語モデル「LLM:Large Language Model」について言及。同社では、「メール」「メッセージ」「ドキュメント」といったLLM由来のテキストコミュニケーションに留まらず、「オーディオ」「リアクション」「ジェスチャー」「声の抑揚」など音声・画像を組み合わせた独自の概念「RMM:Real-time Media Models」に基づいて製品を展開していくと強調した。このほか、生成AIにおける音声品質の強化に向け、業界標準の最大16分の1の帯域でパケットを再構築できる「Webex AI Codec」についても紹介した。